03
常に見直し
最適で正しい評価を
【品質管理室 室長】
大安 知里
DAIYASU
CHISATO
インタビュー
03
【品質管理室 室長】
DAIYASU
CHISATO
私が担当している、品質管理の仕事は大きく分けて3つあります。「製品の検査・工場内のメンバー教育・品質チェック」です。日々作られる製品の検査で、出荷の可否を判断します。
また、工場の環境を整備することも大切で、従業員の衛生意識向上を図るため手洗い指導や、検査結果を掲示するなど、従業員の皆さんの意識付けや、楽しんで仕事をして頂くための工夫もしています。
工場内の衛生管理マニュアルが本当に正しいのか、現場に適しているものになっているかを常に見直して、法的基準まで厳しくチェックしています。
食品業界は未経験でしたが、ラボテクニシャンとして働いてきた経験は検査の業務に活かせると思いました。管理栄養士の資格もあったので、応募することに決めました。
面接時には工場見学もでき、働いている皆さんが挨拶の声がけをしてくださり、とても雰囲気のいい職場だと感じ入社を決めました。
品質管理室で働きながら、限りのある中で自分自身が考えて工夫をし、それが成果に繋がった時にとてもやりがいを感じます。
既存の検査方法を変えたことによって作業の時間短縮が実現したとき、報告書の仕様を変更し効率が上がったとき、教育用の社内発信で皆様に興味を持ってもらえたとき、など常に見直しを行った結果が、きちんと目に見えて成果に繋がると益々より良い環境にしていこうという気持ちが芽生えます。
私の担当する、品質管理は手順を守って正確に物事を進められる人が向いていると思います。
製品と工場を客観的な指標で評価をする部署なので、評価基準がぶれない事がとても大切です。食品衛生管理のガイドラインや、法律を正しく理解しルールをつくります。
実際には、従業員の人手や設備等の問題もあるので個人の意識レベルに合わせて適したルールを発信し、工夫していくことが重要なので、その過程を楽しめる人が良いのではないでしょうか。